LGBTQ+社員が活躍する
マッキンゼーの環境
マッキンゼーの環境
1995年、数名の社員がLGBTQ+の平等に関する取り組みを開始し、Equal at McKinseyネットワークを設立しました。それ以来、世界各国の様々な性的指向や性自認を持つ社員がEqual at McKinseyに加わり、発展してきました。また、Equal at McKinseyのサポーター(アライ)メンバーも世界中のオフィスにいます。 LGBTQ+社員各自の状況や考え方を尊重し、Equal at McKinseyメンバーは自分の情報を開示する範囲と活動への参加レベル(LGBTQであることをオープンにし積極的に活動をリードする、Equal at McKinseyネットワーク・限定的に開示して活動する、匿名メンバーとなり情報を受け取る)を自分で選ぶことができます。
* レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、クィア、トランスジェンダーなどの性的指向・性自認を持つ人の総称
• Equal at McKinseyネットワークはLGBTQ+社員同士がサポートし合うのに加え、LGBTQ+に関する社内ポリシーおよび福利厚生に関してアドバイスも行っています。
• 世界中のEqual at McKinseyメンバーは1~2年ごとに開催されるグローバルEqual at McKinseyカンファレンスや各オフィスのイベント、プロボノを含むプロジェクトを通し国境を越えてつながっています。
• マッキンゼーの世界中100ヵ所以上のオフィスで、アライと共に毎年4月第2週にLGBTQ+に対するいじめや差別等をなくし理解を深めるための国際的な啓蒙イベントDay of Pinkを開催しています。
• マッキンゼーのエクイティとインクルージョンの取り組みは世界各国でも高く評価されており、日本においても、任意団体work with Prideが策定したPRIDE指標(職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標)の最高位の「ゴールド」を継続して受賞しています。その他にもドイツのPride Index、インドのPride Circle、南アフリカにおけるLGBTフォーラムといった指標でも高い評価を得ており、米人権NGOヒューマン・ライツ・キャンペーン財団(HRC)の企業平等指数(CEI)に関する調査に初めて2006年に参加して以来、毎年、最高スコアである100点を獲得しています。
• 約20年前、マッキンゼーはLGBTQ+のMBA学生を積極的に採用する企業の先駆けとなり、また世界的にも早期に同性パートナーへの福利厚生を提供した企業の1つでもあります。
• 私たちは世界中におけるLGBTQ+カンファレンスやイベントにおいてスポンサーそしてパートナーとなっています。 カナダのOut on Bay Street、ヨーロッパ地域における Out for Undergraduates in Business、 IvyQ, EurOUT、ドイツにおける Sticks and Stonesキャリアフェア、アメリカやブラジルにおける Reaching Out MBA、そして2019年にインドにおいて初めて開催されたLGBTQ+カンファレンスRISEなどが挙げられます。また、LGBTQ+インクルージョンのために国境を越え各リーディングカンパニーと協働するOpen for Businessのパートナーにもなっています。
• 海外オフィスにおいてはLGBTQ+をサポートする団体に非営利で知識や経験を提供する支援するプロボノ活動を行っています。
• 2018年にはAlliance(アライアンス)というLGBTQ+のコミュニティが直面する問題について話し合い、活動するため、様々なバックグラウンドや経験を持つLGBTQ+のマネジメント・リーダーとのグローバルフォーラムを立ち上げました。
• LGBTQ+を含めた職場におけるダイバーシティに関するリサーチを行い、公開しています。
• 多様性を尊重する環境づくりの重要性と、LGBTQ+を含めた様々なバックグラウンドに対する差別やハラスメントを禁止することがマッキンゼー社員に求められる行動規範(Code of Professional conduct)において定められています。