全社戦略、事業ポートフォリオ戦略など、トランスフォーメーションのベースとなる戦略の立案や、M&Aや合弁事業立ち上げを含むコーポレートトランザクション、その後の事業統合マネジメントなど、クライアント企業のトップマネジメントと協働し、大きな戦略的アクションを全般的に支援。また、新規事業の創出、CVC (コーポレートベンチャーキャピタル)の設立と運営、エグゼクティブコーチング、次世代リーダーの育成、豊富な専門的知見を活かし幅広い分野のコンサルティングを提供。
日本の製造業、ハイテク・通信、資源・エネルギー、消費財、ヘルスケア、戦略的投資家、機関投資家など、幅広いクライアントに関わる数多くのプロジェクトに従事。
最近のコンサルティング実績:
- 日系メーカーの全社トランスフォーメーションを牽引、事業ポートフォリオ戦略、各事業のパフォーマンス向上支援、リーダーシップ育成までを一貫して支援
- 日系企業に対し、買収した欧州系企業との事業統合と、グローバル一体運営に係るガバナンス設計を支援
- 天然資源セクターのクライアント企業に対し、東南アジア系企業買収戦略の策定を支援(ターゲット企業へのアプローチ、買収に向けた交渉・実行支援を含む)
- 日系ハイテク企業向けの新たな事業開発戦略策定プロジェクトの一環として、パートナーシップの形成を提案・交渉から実行まで支援
- 日系メーカーの戦略的パートナーとの合弁事業立ち上げに際し、両社の能力を活かした上で新興市場でのプレゼンスを確立するための交渉および事業モデル立案を支援
トランスフォーメーションの支援においては、トップマネジメントチームと連携し、全社戦略としての方向性の策定、各事業の成長戦略の策定を行い、各事業のKPI/マイルストンの設計を行って実行計画を策定。そのうえで、実行力をつけるための各種研修、リーダーシップ育成、協働を加速する文化の改革まで、幅広い現場支援を実施した。
コーポレートトランザクションにおいては、完全買収、マイノリティ投資、合弁事業立ち上げ、事業パートナーシップ締結など、様々な投資形態におけるプロジェクトに携わり、案件組成の段階から、デューディリジェンス、案件の実施段階まで支援。近年は、M&Aを戦略実現手段として活用することが通常の選択肢の一つになっており、そのための組織能力の構築、ターゲット企業の特定とリーチアウトの動き方をご支援することも多い。
また、経営統合マネジメントにおいては、シナジー創出による投資対効果の最大化、オペレーション改善策(売上げ向上、コスト削減)の策定など、企業価値の向上に直結する統合プログラムを策定・支援。また、社内各組織と連携をとりつつ、買収先企業を管理するための透明性の高いガバナンスおよび内部統制の体制の整備、日常業務に関する裁量権の付与、全事業部門の完全統合、新しい経営体制下における新組織設計などを行った。
そのほか、日本人リーダーの育成や日系企業のグローバル経営力の強化に熱心に取り組んでおり、日系クライアント企業の人事・人材育成関連プロジェクトも数多く手がけている。
2003年9月から2006年8月までマッキンゼーに在籍し、その後2012年6月に復職。Kohlberg Kravis Roberts (KKR)およびゴールドマン・サックスでの勤務経験を持つ。