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森田 咲

Saki Morita

エンゲージメントマネジャー(アクセラレート)東京オフィス

クライアントと二人三脚での改革。組織や人が変わる瞬間を見られることが、何よりのやりがい。

「本当にありがとうございました。明日から心細くもありますが、僕らがこの活動を継続して、必ず会社を変えていきます」

3ヵ月にわたり文字通り、二人三脚でプロジェクトを進めたクライアントから言われた言葉です。その眼には涙とともに強い決意が浮かんでいました。私にとっても思い出に残る大変なプロジェクトでしたが、その姿を見て、一気に報われたのを覚えています。

私はマッキンゼーアクセラレートといって、全社変革プログラムの展開や戦略の実行にフォーカスしたコンサルタントです。ビジネス環境が複雑になる中、単に戦略を立てるだけではなく、その実行精度を上げることの重要性は年々高まっています。そんな中で私の使命は、クライアント自身が正しい形で変革をリードし、継続していけるよう支援していくことです。

実行を支援する際は、まずクライアントのトップマネジメントと戦略、目的、ゴール、スケジュール等を合意し、その上で、それを実現するためにはどのように実行すればよいかを設計していきます。そして、設計した実行プランは様々な方法で現場へ伝えていきます。時に自分がやって見せることもありますし、ワークショップでクライアントと一緒に考えることもあります。また、現場をリードする方へは直接フィードバックやコーチングをして、自律的に活動できるよう支援していきます。もちろん、その過程で設計通りにいかないことも多々ありますが、そんな時はクライアントと向き合い、一緒に問題解決をしながら、まさに二人三脚で進めて行きます。

仕事において意識しているのは、私たちが考えていることを押し付けすぎず、クライアントの持っている力をいかに引き出すかということ。また、普段現場に近いところにいる分、常に第三者的な視点を持って「組織全体にとって何が最適か」を考えるよう注意しています。

改革は組織のトップと現場が両輪で動いていくことが重要ですが、様々な理由からそこに壁があることも多く、タフな場面に遭遇することもあります。それを乗り越え、組織や変革をリードされる方が大きく変わっていくのを目にすることができるのは、この仕事の一番のやりがいだと思います。

コンサルタントというと無機質な完璧主義者のようなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、どちらかというと個人のキャラクターも含めて「自分の強みをどう活かすか」が問われる職業だと思います。一人一人がその人なりの強みを発揮できてこそ、様々なクライアントの課題やニーズに対応し価値を提供することができるのだと思います。

マッキンゼーの大きな特徴として、頻繁にフィードバックをする文化がありますが、自分の強みを磨いていくという意味でも非常に良い環境だと思います。上司や先輩だけでなく、様々な角度からアドバイスをもらうことで、自身で気付く機会も多くなりますし、成長のサイクルが加速すると実感しています。

また、社内には多様な強みを持った個性的な人がたくさんいます。それがチームを強くし、ひいてはファーム全体を強くし、最終的にクライアントへの最良のインパクトにつながっていると思います。だからこそ皆さんも自分の強みを信じて、是非私たちの仲間になってもらえたら嬉しいです。


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専門領域

変革

組織

マーケティング・アンド・セールス

マッキンゼーアクセラレート

学歴

上智大学文学部卒業