マッキンゼー日本のヘルスケアおよび公共部門リーダーの一人。また、マッキンゼーに設立された非営利目的の機関であるMcKinsey Health Institute (MHI) の日本のリーダーも務める。同機関は、世界中のすべての人がより豊かな人生をより長く送れるようになることを目指し、様々な取り組みを実施している。
医療、医学、公衆衛生分野における豊富な知識を持ち、ヘルスケアデータとアナリティクス、リアルワールドエビデンス、成長戦略、システムベースの介入といった分野に精通。これまでに日本およびアジアの政府機関や医療機器メーカー、製薬会社との協働を数多く経験。
最近の主なコンサルティング実績:
- 政府機関が実施するワクチン接種プログラムにおいて、エビデンスに基づく意思決定の厳密性および効率性の改善を支援
- ヘルスケア業界における日本企業のさらなるグローバル化の促進を目的とした、政府機関による支援策の策定に寄与
- 複数の製薬会社に対して、リアルワールドデータに基づいたアドバンストアナリティクスにより特定の疾病分野におけるアンメットニーズを同定し、メディカル戦略の開発を支援
- ヘルスケア企業および他分野企業におけるデジタルヘルス事業戦略を構築
- 医療機器メーカーの複数年にまたがるグローバル規模での全社的変革を支援
- 複数の医療機器メーカーの営業およびマーケティング戦略を開発
データとアナリティクスを活用することで、公的機関や民間企業のレジリエンスとサステナビリティを向上し、日本およびアジアのヘルスケアエコシステムに前向きな変化をもたらせると信じている。
コンサルティング以外の分野においては、日本オフィスのソーシャル・レスポンシビリティの取り組みをリードしている。
マッキンゼー入社前は、日本と米国で8年間にわたって医師として勤務。米国予防医学専門医・米国内科学専門医資格を持つ。ヘルスケア関連サービスの研究に関する査読付き論文約20本を執筆しているほか、ヘルスケアをテーマとした書籍を複数出版。