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黒川 通彦

Michihiko Kurokawa

パートナー東京オフィス

デジタル変革を通じて、製造業・消費財・小売・エネルギー・通信・金融・官公庁の企業の全社変革(生産性改善、売上げ拡大、組織能力構築)を支援

日本におけるマッキンゼー・デジタルのリーダー。25年以上にわたり日本のデジタル変革をリードしてきた経験とコア・テクノロジーの知見を活かし、デジタル部門の代表としてデジタル・アナリティクス技術を用いた生産性改善、コア・テクノロジー・モダナイゼーション、データドリブン経営、新規ビジネス構築などを含む全社変革をリードしている。“Digitize Japan”をモットーに、日本のより多くのクライアントの皆さまをご支援することに情熱を燃やしている。

最近の実績:

  • 大手製造業におけるDX(デジタル主導の全社トランスフォメーション)を支援。ビジョンの策定を経て、クラウドアプリを活用した“軽いDX”を2年間で実行することで数十億を超える利益改善を達成。データドリブン経営に向けた経営ダッシュボートを使った意思決定の迅速化、ファイナンシャルプランニング&アナリシスプロセスのデジタル化、従業員の働き方改革などにより、活動に充てる時間を捻出しながら、営業・サービス・工場におけるオペレーションのデジタル化を推進。デジタル能力研修、組織のマインドセット改革を同時実行することで、企業文化・組織能力を変革し、自走化に成功
  • 次世代の銀行モデルの確立に向けた、コア・テクノロジー領域における戦略立案と実行を支援。業界ベストプラクティスとのベンチマークに基づき、次世代ITアーキテクチャー/データ活用基盤の青写真の設計、ITオペレーティングモデルの再構築、アジャイル/DevOps/アプリケーションプログラミングインタフェースによる開発スピードアップ、クラウドソリューション活用によるコスト最適化、組織能力構築によって、レガシーからの脱却とビジネスとITの融合により、DXを加速
  • 大手消費財メーカーにおけるM&SのAI化を支援。直販チャネルにおいて、それまで勘と経験に頼っていたマーチャンダイジング、価格決定業務をAIに置換。スマホの位置情報を用いた消費者のトラフィックなどのビックデータから消費者のニーズを特定し、最も売上が期待できる商品構成と価格提案、オペレーションの最適化を両立させることで、売上げ・利益を最大化するアルゴリズムを構築。現場パイロットで平均で5%を超える売上げ増、利益増を現場計測できたことで、全国展開を意思決定

ファームの起業家としても知られており、マッキンゼー・デジタルにおいて数多くのソリューションや手法を生み出し全社コンペで2回優勝し、より大きなインパクト創出に貢献している。

マッキンゼー入社以前は、アクセンチュアにて、10年間で大規模システム構築、テクノロジーモダナイゼーション、クラウドマイグレーションなどのプロジェクトを多数経験後、その後4年間でインフラ・アウトソーシング部門を立ち上げ、シニアプリンシパルに就任した。

主な執筆、寄稿

『マッキンゼー REWIRED: デジタルとAI時代を勝ち抜く企業変革の実践書』監修 東洋経済新報社、2024年1月

マッキンゼーに聞く“DX失敗”の原因、SXとの両立や内製化など「論点総ざらい」 Business+IT、2023年7月

【独自】マッキンゼーに聞く「DXの成功レシピ」とは? 日本企業が取り組むべき4つの重点領域 Business+IT、2023年3月

『マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX』 日本経済新聞出版、2021年8月

『マッキンゼー流!』シリーズダイジェスト版 DIAMONDオンライン、2021年4月

マッキンゼー流!DX革命 DIAMONDオンライン、2021年4月

緊急提言 デジタル革命の本質: 日本のリーダーへのメッセージ マッキンゼー・アンド・カンパニー、2020年9月

データドリブン経営の本質 ハーバードビジネスレビュー、2019年6月号[雑誌]

職歴

アクセンチュア
シニアプリンシパル

学歴

大阪大学基礎工学部卒
機械工学専攻

社会貢献活動

公益社団法人 関西経済連合会
DX特別委員会 DX委員